グライスの 協調の原理
일본어상자 / 2016. 6. 14. 12:10
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会話において意志伝達を円滑に行うためには、言葉そのものの意味ばかりではなく、言葉の裏に隠された話し手の意図を理解しなければならない。発話者の意図した言外の意味(特に場面、状況が加わった発話から判断される意味)を会話の含意と呼ぶ。
聞き手は、なぜ話し手の含意を意図どおりに受け取れるのだろうか。また、話し手は、なぜはっきり言わずに、文に含意を持たせるのであろうか。
グライスは、会話の含意が解釈される(会話がスムーズに運ぶ)仕組みを説明するために、協調の原理という一般原理を導入した。協調の原理は次の4つの公理から成り立っている。
(1) 量の公理(Quantity)
a. 会話のやりとりにおいて、当面の目的となっていることに必要とされる十分な情報を
提供するよう心がけること。
b. 必要以上に多くの情報を提供しないこと。
(2) 質の公理(Quality)
a. 偽りと信じていることを言わないこと。
b. 十分な証拠のないことを言わないこと。
(3) 関連性の公理(Relation)
a. 話題に関連することだけを言い、関係のないことは言わないこと。
(4) 様態の公理(Manner)
a. 簡潔に言うこと。
b. 順序よく述べること。
c. 不明瞭な表現を避けること。
d. 曖昧さを避けること。
の4公理・9項目である
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